塾長の提言〜本物の個別指導と教育環境を地域社会へ

“夢やビジョンが持てない子どもっち”のために

2025年05月27日 18:04

一信塾は、生徒たちへの様々なサポートを提供しております。

主に、土曜日午前に無料実施されている「読書会」「映画鑑賞会」など、

プロ教育カウンセラーによる子どもたちの学習意欲を向上させることを目的とした試みを実施しております。


「うちの子、やりたいことがないみたいで…」

「将来の夢?聞いても『わかんない』って答えるばかりです」

そんな保護者の声を、近年ますます耳にするようになりました。

でも、それは子どもが意欲を失っているわけではありません。

「視野が狭く、選択肢を知らない」だけ、、、


🔍 だからこそ、私たちは読書会と映画鑑賞会を続けています。

  • 本を読むことで、「こんな生き方があるんだ」と気づく。

  • 映画を観ることで、「こんな問題が世の中にあるんだ」と知る。

  • 感想を語り合う中で、「自分はこう考える」と自分の軸が生まれる。

そうした体験の積み重ねが、“夢を描く力”や“考える力”の芽を育てるのです。


🎬  小論文に必要な「情報量」や「思考の幅」も、こうして育ちます

小論文を書くには、

  • 世の中の出来事を知っていること

  • 社会の課題を多角的・多面的に見られること

  • 自分の意見を根拠を持って述べられること。

これは、学校や塾でのテキスト学習だけではなかなか育てられませんし、
画一的な手法であるICT教育など以ての外です。

だからこそ、読書と映画という「知的体験」を通じて、

子どもたちの中に“考える素材”を蓄えていくことが大切だと考えています。

🎬 「学び=勉強」だけではない

子どもたちは、物語や映像を通して

  • 感情移入し、

  • 疑問を持ち、

  • 答えを探す

という**“自分で思考を深めるプロセス”**を自然に体験しています。

この繰り返しが、やがて**「自分の頭で考え、言葉で伝える力」**へとつながっていくのです。

🎬 視野を広げることは、夢を持つことの第一歩

「知らない世界に興味を持つ」

「自分と違う価値観を知る」

「もし自分だったら…と想像する」

こうした体験の一つひとつが、子どもたちが将来を考えるための

**“知的な土壌”**になります。

夢を持つには、まず「知らなければ」始まらない。


私たちの読書会と映画鑑賞会は、「進学のため」だけでなく、

子どもたちが、自分の未来を描くための地力を養うため、無料で実施おります。

目先の点数に表れなくても、心の中では確実に「学び」が育っています。

そして、この試みが、高校→大学→社会へと続く道へと導いてくれることを、

我々は経験則から実証してまいりました。

どうか、広い視野でゆっくりと成長を見守っていただけたら嬉しいです。